弾ける気持ちと郷愁
今週のお題「夏うた」
弾けるような、シュワッとした感覚。
それは夏特有の、炭酸が妙に欲しくなる現象。ただし、飲もうとして傾けると中に入ったビー玉がカロンと涼やかな音が鳴るあの瓶ではない。
私は年中手に入るサイダーだ。
サイダーガール「ロマンチック」
こちらはPVも一緒に見てもらえるとよくわかる作品かと思っています。
夏休みと思われる校舎を走る一人の少女。
水の飛沫、振り返る少女、サビの部分と相まって、爽やかなでキャッチーな楽曲。
こんな爽やかな青春を送っていない私だというのに、一緒になって走って叫び出したい気分になります。
エメラルドの羽で、いつの日か、また、空を飛べる。
もうおばさんなので、完全に不審者ですが。
もうひとつ。
夏の終わり、強い強い郷愁を抱き、夕焼けをぼんやりと眺めながら聞いていたい曲。
YEN TOWN BAND「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」
もともと映画のバンドから派生した楽曲ですが、その映画の退廃的で刹那的で、決して明るくない画面越しにCHARAさんが率いるYEN TOWN BANDの曲が流れる。
切なさの最高潮にある曲だと私は思っています。
落ち込んだとき、苦しんでいるとき、なぜか一番聴きたくなって、曲を聴きながら頭の中をゆっくり整理します。
どうしようもないときにでも、なんとでもなれる、なんて都合のいいことを最終的に思い浮かべて、心を落ち着けています。
不思議なのですが、心が折れそうなとき、一度試しにこの曲を聴いてみてください。